皆さんはローストビーフとステーキの違いについてご存知ですか?
使っている肉の部位が違うとか、調理法が違うというのはもちろんそうなのですが、そもそもこのふたつは牛肉を味わう方法として全く違うコンセプトの料理なのです。
というわけで今回はローストビーフとステーキがそれぞれどういう料理なのかを解説していきます。
ローストビーフのポイント

香辛料と香草にこだわる
ローストビーフは大きな塊肉の表面に焼き目をつけ、その後オーブンなどを使って焼き上げることで内部までじっくり熱を通すのが基本的な作り方です。
この調理法のメリットは大きく2つあり、1つ目は塊肉の状態で熱を入れるため断面から肉汁が逃げ出すことがなく、肉の旨みと水分を残してしっとりと仕上げることができるということ。2つ目は肉表面に直接火を当てる時間が短いのでスパイスや香草を焦がさずに使用できるということです。
これにより肉の旨みを最大限引き出しつつ、スパイスや香草の風味と香りの組み合わせを楽しむことができます。
これがステーキになると、焼く前のコショウでさえ焦げて風味を損なうと言ってかけない人がいるくらいですから、使える香辛料の多様さという点ではローストビーフは大きなアドバンテージを持っているといえるでしょう。
ソースにこだわる
そして特に重要なのがソース!
ローストビーフに合わせるソースとしてはグレービーソースや玉ねぎ、ガーリックソースなどが有名ですが、どのソースを選ぶにせよ ガツン!とした強い旨みのインパクトがあるソースがオススメです。
なぜならば、ローストビーフは表面に焼き目こそ付けるものの、食べる際には薄く切るので焼き目から感じられる香ばしさがステーキに比べて劣るからです。
ここでソースを淡白な味わいのものにしてしまうと、美味しいけどもなんだかご馳走という感じではないような…という、そんな感じに落ち着いてしまいます。
ハレの日やパーティーでのご馳走としての位置づけでローストビーフを作るなら、やはりインパクトのあるソースが不可欠。市販でも自作でもいいので納得できるものを用意したいですね。
僕も色々作って試そうと思うので、これだ!というものができたら紹介したいと思います。
ローストビーフは見た目に華やかなだけでなく、お酒にも合うのでパーティーで用意するご馳走としては最適解といえますね!
ステーキのポイント

ステーキといえば焼き加減が命! というイメージがあると思います。それは実際その通りなのですが、しかしローストビーフもステーキと同じく肉の内部温度をコントロールするのが重要な料理です。
というわけで、ローストビーフとステーキの違いを述べるにあたって重要なのは、むしろ肉表面の焼き目の方でしょう。
焼き目にこだわる
ステーキの調理にあたって、表面につける焼き目は完成品の出来を左右する非常に重要なファクターです。
表面に香ばしくつけられた焼き目は見た目に食欲をそそるだけではなく、香ばしさとカリッとした食感を生み出し、口に入れた瞬間に強いうまみをもたらしてくれる。
このように肉を高温で焼くこと茶色い香ばしい焼き目がつくことをメイラード反応といいますが、ステーキを食べた時に覚える、他の料理とは違ったある種の満足感にはこのメイラード反応が大きく関わっているのです。
上質な牛肉を適切な塩加減で完璧に焼き上げることができれば、それだけで十分美味しくいただけます。
すなわち、ステーキは肉本来のうまみ、焼き目が生み出す香ばしさ、揚げ焼きにされカリッとした食感のすべてを複合的に味わう料理だと言えるでしょう。
このように、ステーキは焼き上げられた時点で単品の料理として完成していると考えることができます。もちろんソースと合わせても美味しいのですが、香辛料や香草、ソースありきのローストビーフとはコンセプトからして異なっている料理だということです。
まとめ
ローストビーフ
- スパイスや香草の風味と香りを楽しむ
- 牛肉本来のうまみとソースの組み合わせを楽しむ
- 肉の部位によるが冷めても美味しいので、ピクニックやパーティ料理に適する
- 赤ワインとの相性は素晴らしい
ステーキ
- 肉のうまみと焼き目の香ばしさを味わう料理法
- 熱いうちに食べるのが前提なのでどの部位でもだいたい美味しく食べられる
- 一度に焼ける枚数に限度があるため、家族分を家のコンロで一気に焼くのは難しい
まとめるなら大体こんなところでしょうか。
個人的に、ステーキは家で作るのが何気に難しいと思うんですよね。ご家庭のコンロの数にもよりますが、一度に仕上げられる枚数に限りがあるので家族全員分を焼くというのが難しい。冷めると台無しなので一枚ずつ焼くというわけにもいきませんし。
一人暮らしの僕には関係のない話なんですけどね!
今回は以上です。それではまたー。







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